どの美大を受験するか迷っている人は卒業制作展に行こう

美術大学への受験を決めたら、卒業制作展へ足を運んでみませんか?作品に触れることで、志望校が決まることもありますよ。

毎年開催される美術大学の卒業制作展

毎年、六本木の国立新美術館にて、関東の5つの美術大学の卒業制作展が開かれています。
東京造形大学・日本大学芸術学部・武蔵野美術大学・多摩美術大学・女子美術大学(絵画・彫刻系)の5大学です。

5つの大学が参加しているので「五美大展」とも呼ばれます。

この5校は、関東の美術大学の中でも有名な大学です。その卒業制作作品を一度に見ることができる機会なので、どこの大学を受けるか悩んでいる人には、ぜひ足を運んで欲しい展示会です。

館内の1、2階の半分ほどのスペースを使用している大規模な展示会ですが、入場料は無料で出入り自由なので、何度でも見ることが出来ます。

大学ごとに特色がある

卒業制作は、4年間の集大成なので、とても力のある作品が数多く展示されています。

作品のジャンルも、絵画、立体、映像など多種多様です。作品の近くに、自身のポートフォリオを設置している学生がいますので、気になった人の作品に深く触れることもできます。

展示は、大学・専攻ごとに分かれています。

卒業制作は自由課題なのですが、作品を見ていると、大学の特色がなんとなくわかるのです。「この大学は、写実的な作品が多いな」とか、「形をとらえるよりも色を重視しているな」など、いろんな発見があると思います。

自分の絵の傾向に合った大学を選ぶのには、非常に適している場だと言えるでしょう。

大学ごとの文化祭の展示作品をひとつにまとめた展示会

大学には「オープンキャンパス」や「文化祭」がありますよね。そこでは、学生の作品や大学の雰囲気に触れることができますが、卒業制作展は、実際に大学に赴かなくても、学生の作品に触れることができます

展示会の作品は、個人的に利用する範囲では撮影OKである点も嬉しいところです。立体造形や先端ビジュアル系などの作品は、実際に見て、触れることができるものもあります。

展示会を1周するだけで、1日はかかるほど、多くの作品を一度に見ることのできるとても貴重な展示会です。

展示期間は毎年2月下旬~3月上旬辺りまで。「美大卒業制作展」「五美大展」といったキーワードで調べることができます。受験生も、これから美大に行きたいと考えている人もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

編集部追記

今年初めて、我が子と卒業制作展巡りをしてみましたが、想像を超えるほどの作品数と規模でした。1日1校がやっと。1月から3月頭の週末は、ほぼ卒業制作展巡りで埋まってしまったぐらいです。

美大受験をぼんやりと考え始めたら、中学生からでも、高校1年生でも、早すぎることはありません。気になる大学の卒業制作展へ行ってみましょう。楽しいですよ。

平成28年度・第40回東京五美術大学連合卒業・修了制作展は、平成29年2月23日(木)~3月5日(日)まで、国立新美術館にて開催予定となっています。

開館時間は、10:00-18:00、入館は17:30まで、2月23日(火)は休館日です。

武蔵野美術大学 東京五美術大学連合卒業・修了制作展のお知らせ

随時更新中の美大スケジュールカレンダーもチェックしてみてください。

この記事を書いた人

マリ
幼少期から絵を描くのが好きで、中高生の頃はずっと美術部に所属していました。
周りの方のご協力もあり、私大4年生大学に現役合格しました。大学時代の専攻は日本画です。
現在は事務職メインですが、イラスト制作の仕事も行っています。
自分の体験もふまえてアドバイスしたいと考えています。

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