芸術科高校から私立美大へ現役合格した私の受験対策とは

まだまだ数は少ないのですが、美術専門のコースのある高校があります。私自身、「芸術コース」という普通科高校の生徒より、美術の授業が多い高校へ進学しました。

芸術コースに入学する学生は、多くが美大やデザイン系の専門学校を目指している子ばかりで、普通科高校と比べると、美大受験が身近なものでした。ずっと一緒の教室で学び、遊んだクラスメイトですから、受験競争なんて雰囲気はなく、和気藹々とした高校生活を送りました。

高校に入るまで、美大予備校などの絵の教室に通ったことはなかったので、美大受験の実技試験対策が、右も左も分からない状態でした。

実技も勉強も、突出した才能や実力はなく、ただ小さい頃から絵を描くことが一番好きで、熱中できるものだったというだけなのです。

それでも、高校3年生なってから、放課後に美大予備校へ通いつつ、受験勉強も両立した結果、現役で私立美大に合格できたのですから、自らハードルを上げる必要はないのかなと感じています。

美大受験対策が高校3年からでは推薦とAO入試に間に合わない

のんびりと高校生活を過ごしていましたが、あっという間に高校3年生になり、受験が目の前に迫っていました。

高校2年生から、「どの大学を受験するべきか」という、大まかな目星くらいはつけていましたが、それでは、当然、推薦やAO入試には間に合いませんでした

推薦やAO入試は、個人面接と指定された課題の持ち込みが必要です。きちんと準備していた友人は、AO入試で早めに受験を済ませている子もいました。ちなみに油画のAO入試を受けた友人は、50号くらいの作品を一枚制作して、面接に持参していました。

3年生の頃は、受験勉強よりも実技重視で、ひたすらデッサンをこなしていました。私立美術大学の志望校の試験傾向に合わせた課題を行い、先生に指摘され、直し、講評されの繰り返しです。

通っていた高校の芸術コースでは、既に受ける学科ごとに授業内容が分かれていて、日本画受験チームは私を含めて3人しかいませんでした。ほとんどの子が油絵とデザインを希望していて、生徒数が少ない分、先生にみっちりとご指導していただきました。(笑)

美大受験勉強の比率は実技8対学科2

3年生の後半は、放課後に美術予備校と学習塾に日替わりで通学していました。夏休みは、外でも英単語などを勉強していて、人生で一番勉強したのは、間違いなくこの時期だったと思います。比率は「実技8:2学科」くらいでした。

毎日美術予備校で課題をこなし、自分よりうまい人と一緒に講評されて、「なんでこんなに私は下手なんだ~!」と思うことも何度もありました。

でも、ここまで描きまくると、短期間でも「私、上手くなってる!」と実感できるほど上達します。それを励みにしていました。美大予備校でも、同じ高校の友達と一緒だったことも心強かったです。

どうしても現役で合格したかったので、同じ大学のA日程とB日程の両方を受験しました。A日程では補欠合格し、その後受けたB日程ではきちんと合格できました。

高校3年生の1年間のみでの全力投球で、美大へ現役合格することができたのは、日頃からデッサンやスケッチに触れてきたからだと思います。まだデッサンなどを経験したことがない人は、長期休みのときに、美術予備校などの1日体験入学などに行ってみると良い刺激になりますよ。

この記事を書いた人

マリ

幼少期から絵を描くのが好きで、中高生の頃はずっと美術部に所属していました。

周りの方のご協力もあり、私大4年生大学に現役合格しました。大学時代の専攻は日本画です。

現在は事務職メインですが、イラスト制作の仕事も行っています。

自分の体験もふまえてアドバイスしたいと考えています。


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