美術大学に入学してから感じた日本画と油絵画の違い

美大受験といっても、どの学科を選ぶべきか悩んでしまいますよね。今回は、日本画科と油科で迷っている受験生のために、絵画の特徴に触れてみました。

日本画と油画の一番の違いは画材の質感

大学受験前に、油絵も使ったことがありますが、油絵よりも水彩画の質感の方が好きだと感じたので、日本画科を受験することを選びました。

油絵は、文字通り、絵の具と油を使って制作しますので、テカテカとツヤのある質感になります。絵の具が不透明で、たくさん塗れば透けることがないので、違う色の上から塗り重ねることが可能です。

一方、水彩画や日本画は透明感が高く、さらりとした印象です。上から何回も色を塗り重ねても、下の色を隠すことは難しいです。

日本画VS油絵 あなたのタイプはどっち?

気になる専攻の材料は、一度触れてみて、実際に作品を作ってみることをオススメします。

それは、日本画や油画に限りません。

絵を見ただけではわからない、作品の制作工程や使い方を知ることで、より自分に合った専攻が何か見つけることができます。

特に、日本画は、絵を描き始めるまでの準備工程が多く、制作を始めてしまうと、途中で絵を大きく修正することは難しいという特徴があります。「その時思ったものをとにかく描きたい!」というタイプの人は、どんどん絵の具をのせることのできる油画の方が合っているかもしれません。

日本画は、丁寧に細かい作業が好きな人には向いているかな、という印象です。絵の具を一回塗っただけでは薄く、何度も塗り重ねる必要があるので、しっかりと完成図を決めておく必要があります。

日本画の淡い色合いやさらっとした質感は、その工程の多さを踏まえても、ハマってしまう魅力があります。

日本画を知らない人は、水墨画や絵巻物のイメージが強いようですが、日本画だからと言って日本古来の絵を描くわけではありません。絵のモチーフは人それぞれ、自由です。極端なことを言えば、日本画で海外の風景を描いたって全然良いのです。

まとめ

一般の方には、日本画がどんなことをするのか知られていないので、比較されやすい油画との違いを簡単に紹介しました。

しかし、あくまで私個人の意見ですので、自分は「この専攻を学びたい!」という想いがあれば、悩む必要はありません。

入学してから専攻を変えることが可能な大学もありますので、興味のある専攻を選ぶのが一番です。

この記事を書いた人

マリ

幼少期から絵を描くのが好きで、中高生の頃はずっと美術部に所属していました。

周りの方のご協力もあり、私大4年生大学に現役合格しました。大学時代の専攻は日本画です。

現在は事務職メインですが、イラスト制作の仕事も行っています。

自分の体験もふまえてアドバイスしたいと考えています。


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