絵を描くことが大好き!デザイン大好き!な人の美大選び

絵を描く事が好きな人のための美大の学科の選び方についてまとめてみました。

自分の好きなことが学べる学科を選ぶには

絵を描くことが大好き、デザインや写真を見ることが大好きといった理由で美大を受験する人は増えています。

「美大にいきたいけれど、情報が少なくて何をどのようにしたらいいのか心配」という人は、まず美大について情報を集めましょう。

美大によってもデザイン系ファイン系と様々な学科が存在します。

デザイン系は商業用のデザインの学科ファイン系は画家や作家になることを目指す学科です。この二種類では勉強内容も、就職先も異なってきますので、色々考えて学科を決め、自分の勉強したい内容が学べるかどうかを、きちんと検討しましょう。

デザイン系とファイン系学科のカリキュラムの違い

「美大生ってどんなことをするの?」と謎に思っている人が多いように、カリキュラムの内容が知られていません。

多くの美大は実技と座学が半々の割合です。

その中でも、デザイン系は、技術力アップを図るために実技メインの課題が多く出される傾向にあります。反対に先ほどのファイン系は、時間をじっくりとかけ、練りに練った作品を生み出すような課題が出されます。

実はこの製作期間中が頑張りどころで、やる気が無くサボってばかりいる学生さんも多く、モチベーションを維持するということがとても大変です。 勉強のために絵画展や個展を見に行くにもいちいちお金が掛かるのでしっかりアルバイトをして色んな絵を見に行って回る必要があります。なので美大は学費のほかに様々な費用が掛かってしまうのです。

漫画やアニメを勉強したい人の美大選び

最近は、日本のアニメや漫画が海外から評価されていることもあり、漫画やアニメを勉強したいという人も多いようです。

美大に行った人の多くも、漫画やアニメを描くことが好きで美大に入学した人も多いということです。

きちんと自分にあった学科を選ばないと全く異なった授業内容であったり、思っていたことと違った・・・と学校生活まで苦痛になってしまうこともあるので、学科選びは慎重にしておきましょう。

例えば、漫画やアニメ製作に関わりたくて美大に来たという人も、アニメや漫画を勉強する時間が少なすぎて、専門学校に行けばよかったと嘆く人も多いようです。 せっかく高い学費まで出し、美大に行ったのなら、後悔をしないような学校生活になるように、学科選びは慎重に行いましょう。

希望校を卒業した有名漫画家の方々をチェックしてみてもいいかもしれませんね。
武蔵野美術大学、多摩美術大学、大阪美術大学の3校は、特に多くの漫画家を輩出しています。

金澤美術工芸大学卒の東村アキコさんの「かくかくしかじか」を読めば、美大受験生や美大生の生活を垣間見ることができますよ。

東村アキコさんは、日本で唯一マンガ学科のある京都精華大学の客員教授をされています。
絵を描くことが大好き!デザイン大好き!な人の美大選びは、自分の好きな事や将来やりたいことを深堀することで、進むべき進路がみえてくるのかもしれません。

この記事を書いた人

美大ナビ編集部
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