将来、クリエイティブな仕事で活躍するために、必要だと感じていることについてつらつらとお話したいと思います。
将来の夢のためには、ランクの高い有名美術大学を狙うことも、もちろん重要なのですが、一番大事だと思うのは…
神レベルにリスペクトする教授や先生などを見つけることです(笑)!
そのためには、環境も大切なので、学園祭やオープンキャンパスに足を運んでみましょう。
目標となるクリエータの手法や作風だけでなく、仕事に対する考え方まで真似をすることによって、総合的に大きく成長することができるんです。
身近な仲間や友達から影響を受けるのも、プラスになります。
オリンピックエンブレム問題でニュースになったデザイナーは美大の教授ですが、教授のデザイン事務所には、同大学卒のデザイナーが勤務しており、美大は教授と生徒と繋がりが深いように感じます。
私自身は、学生時代は、佐藤可士和さん、深澤直人さん、森本千絵さん等に憧れていました。
佐藤可士和さんは、多摩美術大学多デザイン卒業後、博報堂に入社し独立。ユニクロやGU、楽天のロゴマークを手がけてきたクリエイティブディレクター。
SMAPのSP・CDジャケットデザイン、セブンイレブンなど大手企業のブランディングも手がけています。
デザインの基礎を作った日本デザイン界の巨匠としては、LOFTのマーク・無印のトータルデザインを手がけた田中一光氏をあげたいです。昨今のシンプルデザイン再来もその理由です。
インターネットの普及で、様々な情報がシェアできる時代ですが、それでも仕事は人との繋がりでできています。
ハイレベル過ぎて仕事を選び放題の人は別ですが、自ら仕事を取りに行く場合には、営業・受注・契約の仕方をマスターする必要があります。
実践的な研修は大学ではほぼ無いので、自分で情報収集したり、自己プロデュースをしていくことが必要です。
ここまで来ると、めちゃくちゃスキルの高い人以外は、営業活動に徹するか、ポジションが確定されてる会社に収まるのが現実的なのかもしれません。
学生のうちから、インターネットを駆使して、自分の作品を公開しながら、フィードバックを貰って改善していくこともアリだと思います。
有名デザイナーは無理でも、一般人や業界関係の人に意見を頂くだけでも、力になります。
大学時代には、フリーランスで活動していたクリエイタ―に影響され、学歴やコネクション無しで活動する情熱的なクリエイタ魂にコロロ打たれたものです。
スキルの高い仲間と制作ができ、ネットワークも作れるので、私は美大へ進学して良かったと思っています。
この記事を書いた人
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海外にあこがれる日本人です。
某私立美大デザイン科に通っていました。デザイン、アート、WEBが好きです。
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