美術大学でデザイン等を学ぶなら、海外の大学を選択肢に入れていいかもしれません。
広告代理店への就職なら、多摩美・武蔵野などの東京の有名美術大学やグラフィックデザイン学科、メディアデザイン学科で学ぶのが有利ですが…(またプログラマーのスキルなら情報デザイン学科など)
大好きなデザイナーや教授がが居ないと、テンションもなかなか上がりません。また、webサイトを作れたりDTPができる人でも、能力が生かせる環境に出会うことが重要です。
美術大学に入学後、海外協定校へ留学するもアリです。提携校の場合、授業料の免除や生活費補助制度等があるそうです。留学システムを利用する場合でも、年間120万程なので、公立と私立の真ん中くらいですかね(留学サイトによると)。
海外のおすすめ美術学校
アメリカのロードアイランドスクールオブデザイン大学(RISD)
世界ランキング上位で、デザイン基礎以外に、3Dデザイン授業や一般教養も徹底している。木工加工やプラスティック加工スタジオも設置されているのが魅力。卒業生に、ファッションデザイナーのジル・スチュアートがいる。
スクール・オブ・ビジュアルアーツ(SVA):NY
アニメーション、イラスト分野に特化しており、卒業生にはキース・ヘリング、「Toy Story3」アートディレクターを務めた堤大介などなど。ディズニー映画などを手掛けるドリームワークスやピクサーへ就職するデザイナーも多数。
ロンドン芸術大学(総合大学)
ファッションやアパレルに強く、日本からの留学生も多い。卒業生にはポール・スミスなど。
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(大学大学院)
伝統あるロンドンの王立ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(大学大学院)は、世界で唯一のアート・デザインの修士号以上の学問を扱う研究大学。バーバーリー、クロエ設立のデザイナーが出身だなんて、素敵!!!
掃除機でお馴染みのダイソンの創業者ジェームズ・ダイソンの出身校。
あのレディー・ガガさんも、メディアアート・パフォーマンスアートが学べるティッシュ・スクール・オブ・アート(ニューヨーク大学群)の卒業生ですし、ドイツは学費がタダで通えるのだとか。
海外大学の紹介は完全に私見なのですが、世界ランキングで評価の高い学校をあげてみました。
費用についてもっと書きたかったのですが、言語スキルやスタイルが合うことが、大きな問題だと思いますので、自分なりに拾ったところです。
雑談になりますが、中国最高権威の中央美術学院は6000倍の倍率だそうです。一体どのような基準、入試問題なのでしょうか。
海外の大学を薦める理由は、webデザインやデザイナーの立場自体が、日本より仕事がしやすい環境で自由だと思うからです。
デザイナーに就職後の社会人での入学も多いようです。
あとは日本藝術大学というところは、音楽・演劇・放送の分野まで学べるので、入学直後にやりたいことが変わった人でも、自分の技として、多分野を吸収できるのではないでしょうか。
また、デザイン1本・美術1本と言う人でも音楽や舞台演劇から感性を養うことができそうですね。
この記事を書いた人
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海外にあこがれる日本人です。
某私立美大デザイン科に通っていました。デザイン、アート、WEBが好きです。
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