美大受験をするにあたって、まず気になるのは「美大予備校に行かなければいけないのか?」だと思います。
個人的には、美大予備校へは行くべきだと思っています。私も、高校1年生の頃から利用していました。
なぜ行くべきかと言うと、美大受験のための絵の勉強ができるからです。
美大予備校のポイントをいくつかまとめました。
講師は元美大生または現役美大生
美術予備校の先生は、塾長クラス以外の普段生徒を指導する講師は、美大受験を経験した人がほとんどです。
現役美大生がアルバイトしているケースが多いので、自分の受けたい大学の課題傾向や最新の情報がいち早く分かるのです。
さらに、講師は専攻によって分かれているので、的確な指導を受けることができます。年齢が近いこともあり、休憩時間などに気になることを気軽に質問できますよ。
現役受験生・浪人生も一緒に課題制作
予備校によると思いますが、基本的に教室は専攻でしか分かれていません。受験する大学ごとに分かれるのは、受験本番間近の半年前くらいからで、それまでは、どの大学を受験しようとみんな同じ課題に取り組みます。
直前で受ける大学を変更・追加したときに対応できるようにするためなのですが、この現役受験生も浪人生も入り混じった空間は、すごい緊張感です。そのピリピリとした空気で集中力は増し、眠気なんてどこかへ飛んでしまいます。予備校は、自分を鍛えるに適した空間なのです。
夏休み・春休みなどの長期休暇だけの特別講習がある
予備校には、学校帰りに夕方から通う通常のコースと、長期休暇に朝から晩まで課題をこなし続ける特別講習があります。
事前申し込みをすれば、特別講習のみ受講することも可能ですので、部活や勉強に忙しくて毎日通うのが難しい人も受けることが出来ます。
私が通常のコースに通い始めたのは3年生からで、それまでは特別講習のみ受けていました。それでも約2週間、朝から晩まで絵を描き続けるのはもう特訓です。嫌でも画力がメキメキ上達します。
学科試験の模試も行われる
美大受験は実技試験と学科試験の両方の対策が必要です。
重視されるのは実技試験の方ですが、合格の基準は実技試験と学科試験の総合点で判断されますので、勉強も疎かにしてはいけません。年に2回ほど学科の模試試験も行われてその場で自己採点もでき、美大予備校は学科試験にも対応してくれるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?大手の有名美大を目指している方なら、美大予備校はとても重要です。
ほとんどの美大予備校が、短期間の無料体験講習を行っているので、気になる学校がある方は、申し込んでみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
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幼少期から絵を描くのが好きで、中高生の頃はずっと美術部に所属していました。
周りの方のご協力もあり、私大4年生大学に現役合格しました。大学時代の専攻は日本画です。
現在は事務職メインですが、イラスト制作の仕事も行っています。
自分の体験もふまえてアドバイスしたいと考えています。
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