私が希望する美術大学に合格するためにしたこと

私が希望の美術大学へ合格するまでに経験したことをお伝えしたいと思います。

美術大学受験を親に許してもらうため専攻をデザイン科へ

美大に行きたいと思ったのは中3。元々、漫画やイラストが好きで、「デッサンや風景画などの基本を身につけたら何か仕事に繋がるかな」と思ったから。

その頃は、周囲の影響で、イラストレーターか漫画家になりたかったんですね(笑)。

親に言うと大反対されたので、専攻をデザイン科に変更しました。覚悟を決めたのは、「就職先が少なくなる」ということです。

有名美術大学合格者8割が通う美術予備校の選択

受験の為に、多くの人が美術系予備校(K塾など)に通うと噂を聞いて、地元の画塾で相談をしました。有名大の合格者8割は予備校出身と聞き、美術研究所に通うことを、また親に相談します。
高校生活+予備校の掛け持ちとなるため、勉強時間が確実に減ることも気になりましたが、高2までは週3、高3からは週5+土日各1のフルタイムで美術予備校へ通学しました。

高3は美術予備校最優先のスケジューリングになる

受験の年になると、学校が終わって、即下校→画塾→講習→帰宅→寝るって感じで、ほぼ美術予備校漬けの毎日を過ごしました。

高校の授業が自習になればデッサンをしたり。学校の宿題が出来ない時もあるぐらい、実技対策に時間を割いていました。
夏休みは隔週で週6日の講習でした。朝9時~17時半までずっとデッサンです。

美大受験時のリフレッシュや気晴らし方法

座りっぱなし、書きっぱなしで、頭も目も痛くなります。休憩中は、とにかく外に出て気分転換していました。
講習前や講習後に、塾友と寄り道をしたり、カフェでほっこり休憩したりしました。コンビニのグミとコーヒーショップのカフェラテが楽しみで仕方なかったです。

モチーフや石膏像と向かい合う日常で、塾友には本当に励まされ、卒業して5年経った今も、皆と繋がっています。
個人的には、講習で必要な画材や道具の購入が楽しみの一つでした。メーカにこだわってみたり。

美大受験シーズンのストレス

受験期は、ストレス最上昇の日々でした。ほぼ毎日、予備校で受験のプレ問題をこなしていきます。

志望校の過去問題(過去実技の繰り返し)や大学別対策をします。たまの休みの日は、学科をやらなきゃいけないので、切り替えが大変でした。
通っていた高校が美術科ではなく普通科だったので、同級生がセンタープレで5教科選択600点、を獲得している中で、国数英3教科の選択で200点というありえない点数を取ったとしても、「9割以上実技判定だから」と割り切って勉強を続けなければいけません。

志望美術大学合格のために浪人生活へ

現役時、地元の私立大学の滑り止めしか受からず、受けた王立は全部落ちてしまいました。周りの予備校友達も、ほぼ全員(10人以上)同じような結果だったので、親に粘って浪人の許可をいただきました…。

今考えると、元々職人気質であったのか、毎日美術の勉強だけ熱中できる期間は、結構充実してました。集中力ついたかな。
今も、徹夜したり、3日間集中して1本制作を仕上げたりする時の根性に生かされています。

ただ深夜バイトもちょこっとしたけど、全額は賄えずで、やっぱり、費用面の心配は大きかったです。

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