美大を受験して卒業してみて、よかったことを挙げてみました。
DTPもできず、漫画の模写を作品提出していた私ですが、美術大学に行って良かったことを語りたいと思います。
美術やデザインが好きな仲間ができた
東京藝術大学の倍率は40倍以上。受験番号1000番超えてたから、現実感がどーんときた。そのくらい本気な人たちと4年間勉強したり、作品を見れたことは宝物です。
就職活動に時間をかけられる
専門学校だと2年なので、デザインの勉強してるうちに就活になってしまうけど、大学だと写真や映像の勉強をしたり、発表活動もできる時間がありました。
有名美大なら、就職説明会やリクルートの人が来て講座をしてくれたり、なにより美大限定の求人がありますし、コネもあります。
ネットワークがひろがる
学部の先輩からその友達と繋がったりや、教授のお手伝いに現場に行くと、知り合いのデザイナーから仕事もらったり。
社会に出た時の為にもコミュニケーション力もつくし、業界人との繋がりは大事です。モチベーションを保つにも。
芝生で日光浴しながら五つ葉のクローバー探していても生温かい目で見守られる
構内では、即席バザーや野外かくれんぼなどアウトドアな遊びも行われており、常に子ども心と日常から楽しみを見出す心を忘れないでいる学生ばかりですよ。
すごい人やクリエイタに会える
公開講座や講演会などに、有名なデザイナーやアーティストが来ます。もしかしたら、会話もかわせるかもしれないし、デザイナーの生の声が聞けますし、有名なCMディレクターやアニメーターの仕事術も聞けます!
大学に講師として出勤してる場合はその人の授業が受けられるのです。
アナログとデジタル両方学べる
デザインとか情報デザイン等という名称ならば、簡単なウェブサイト制作など基本的な勉強ができます。その他、写真表現や版画や絵画等も履修でき、作品の表現幅を広げるのにも役立ちます。
近年新設されたデジタルハリウッド大学は、デジタルメディア全般が学べます。横浜美術大学にはウェブデザイン実務士という資格がとれるカリキュラムがあるそうです。
グラフィックデザインは多摩美が一番ですし、関西など京都方面の美大はアニメーションに強い(環境的なものかも)傾向のようです。日本大学など映像メディアに特化しています。各大学の特色を見極めて、ぜひ、学びのある選択をしてください。
今後アニメーションや映像、空間デザインの領域は今後仕事が広がっていく可能性がある分野だと思います。ついでに勉強をしてみるのはいかがでしょうか。
美大生活がネタのマンガ。
この記事を書いた人

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海外にあこがれる日本人です。
某私立美大デザイン科に通っていました。デザイン、アート、WEBが好きです。
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