「美術予備校」って聞いたことがありますか?
美術予備校で学べることや選ぶポイントについてお話していきます。
美術予備校で学ぶことは画力の基礎固め
「美術研究所」とか「画塾」とも呼ばれたりしています。美大に入学した人のほとんどが通っていたと言っても過言ではないでしょう。
予備校はきっちりと基礎固めをする場所です。
美術予備校でデッサン力を鍛えて、基本的な構成力や画材の扱い方を身につけることが、合格への確実な近道だと思います。
高校の近くに2つ美術予備校があったので、どちらに通うか迷いました。先輩や友達が、どちらの予備校にも先に入校していたので、たくさん質問させてもらいました。私と同じように、身近に予備校に通っている・通っていた人がいるのなら、話を聞いてみるのが一番です。
もちろん、親ともよく相談しました。資料請求したりすればすぐに分かりますが、美術予備校に通うのには、かなりお金もかかってしまうんですよね。
さてそのうえで、予備校を選ぶときに感じたポイントを紹介します。
美術予備校選びのポイント
なにより、通いやすいということが大切です。放課後、毎日通うことができる距離に美術予備校がないか調べてみてください。
週末だけなら通えるという距離の予備校より、平日に通える場所であることが望ましいです。平日(できるなら週6日)の3~4時間、みっちり描くというのはとても重要になるからです。
大きな予備校の中には、遠方からの入校生や講習会の参加者のために、寮を備えていたり、宿泊施設を紹介してくれているところもあります。色々な可能性があることも覚えておいていいと思います。
もうひとつ、合格実績をよく確認してみてください。合格実績とは、その予備校の卒業生がどこの大学に受かったかということです。自分の志望校がその中にありますか。それぞれの大学ごとに作風の特色があり、どんな作品を重視するかには違いがあります。予備校にはそのノウハウの蓄積がありますし、過去に入学者をたくさん出しているならなおさらです。
資料を見たり、話を聞いたりして、どうしたいか固まってきたら、実際に通ってみることです。入校前に無料体験授業を受けることができる予備校なら、気軽に試してみることができますよね。他にも、たいていは高校の夏季や冬季・春季の長期休校に合わせて、短期集中型の講習会を行っているので、それに参加するのもいいでしょう。
この記事を書いた人
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1992年生まれ、広島県出身です。
公立大学を卒業し、現在は同大学院で油彩での制作を続けています。
ポートフォリオサイト:http://yusyu-t.tumblr.com
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